会津は豊穣の地
福島県会津地方は東北屈指の米所です。
会津産コシヒカリは毎年発表される、(財)日本穀物検定協会の食味ランキングで魚沼コシヒカリらと同じく特Aランク(全国116銘柄中17銘柄)に、毎年必ずランクされ食味は高く評価されています。
探ってみました 会津産米
恵まれたのは環境だけ?
1.気候の恵み
第一に挙げられる事は、米の栽培に適した気候であることは間違い無いことです。
会津盆地は全国的にも知られた"良米の産地"です。
良食味米の条件は、稲が栄養分を吸収し易い様に「粘土質」の土壌である事。
また、日中は活発な光合成、夜間は栄養の吸収が良いように「昼夜の温度差が大きい」 事が重要です。良食味米には、この2つの条件が必要なのです。
2.同じ会津産でもここが違う!
産地が同じであれば"全てのお米が美味しい"…訳ではありません!
厳密に言えば、 生産農家ごとでも栽培方法も違い、食味は変わります。
現地の農家に精通した業者を通じ、会津の中でも特に良食味の品だけを厳選し 取り扱うことに重点を置いています。
ですから誰が生産者なのかが判るお米です。
3.水分と美味しさの関係
野菜やくだものは"水々しい"事がおいしさの一つの基準ですが、お米も同様です。
収穫時に稲穂には平均23%~26%程の水分があります。
一年に一度の収穫の お米は、保存をするために15%程度に乾燥させてから保管します。しかし、乾燥しすぎると長期保存には適しますが、食味は低下してしまいます。 そこで保存と食味の両方を考えて『バランスをとる技術』が必要となります。
4.季節に応じた保存方法が重要
お米の保管には「温度管理」が重要です。
気温が上昇するとお米も活発に呼吸し、 酸化が進みます。
低温にして活性化しないように「低温倉庫」で保管しております。
出荷直前まで可能な温度管理をし、到着後は早めにお使い頂くようお心がけ頂ければ幸いです。
特に夏場(6月~9月)には、冷蔵保存も大変有効です。